村おこし実行委員会の画像
TOPのボタン 水のボタン 梅のボタン 特産品のボタン 歳時記のボタン 過去の経緯のボタン

 梅


宮田村は梅の産地でもないのに、なぜ「梅が里」と呼ばれてきたのか。この疑問を調査する中で、奈良時代末期に他戸(おさべ)親王という方が宮田の地に住まわれたという伝承に行き当たりました。「梅が里」は小中学校の校歌に歌われていることもあって、村人の心に深く根ざした歴史文化の象徴するキーワードとしての価値を持っており、地域文化の創造に結び付くものです。村の豊かな大地が“育むもの” であり、文化の“匂い”を伝えるものであるのです。

「梅」の活動として

・物語の展開として、語り・サークル発表・演劇発表等へ促す
・おさべ親王のキャラクターを食品及び包装、栞、シール等にして活用
・梅公園の造成と管理 
 







実行委員会は、この宮田の土壌から新たに育まれ、成長発展していくようなものを作りたいと考えました。そして史実としての他戸(おさべ)親王の説話に基づき、許される範囲でフィクションを用い、梅の里・宮田にふさわしい物語作りに取り組みました。この物語を幹に、さまざまな枝葉が伸び、豊かな文化の花が咲くことを期待しています。
物語をもとに、瓜生喬先生に「語り」としての作品「梅花 風に薫れ」を制作していただき、平成13年7月3日に講演を行いました。
物語を生かしたシール、包装紙、しおり等の作成し活用していきたいと考えています。





村内各所にきり絵をあしらった看板が設置されています。これは村おこし実行委員会が、「おさべ親王と梅が里」の物語を24シーンに分け、それぞれの絵を作り、それを看板(ストーリーサイン)にして村内に据え付けたものです。このストーリーサイン事業は、おさべ親王の物語をより身近なものにしていただくと共に、多くの人に村内を楽しく巡り歩いていただく目的により、開催されました。






実行委員会では心の支柱としての「梅」だけでなく目に見える「梅」がほしいとの考えから、参加型の公園づくりをコンセプトに、梅公園構想の研究に取り組みました。
モチーフは「梅」「水」、この二つにまつわるエピソードが村づくりのコンセプトとして村内に広がるような、「梅と水の里づくり」の拠点形成をめざしました。
また、「梅」「水」から象徴される「美しさ」「健康」「環境」「生活」などのテーマも具体的な形や機能として取り組んだ公園をめざしたいと思いました。公園の整備、運営、利用は、村内住民有志を中心に組織された自主的な住民活動として行い、子供から高齢者までが参加して多様な世代間の交流や学び合いが行われる、生涯学習の村づくりの場としての役割の発揮をめざすことを目標としています。
そしてより沢山の人々に宮田村が歴史的背景から「梅が里」であり、住民自らが作った「梅公園」であることを広く知ってもらえるように、お花見イベントを毎年開催しています。






Copyright (c) 村おこし実行委員会. All rights reserved.
掲載記事・写真・イラストなどすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁止ます。

inserted by FC2 system